雑記

三島由紀夫関連本まとめ〜没後40年を前に

今年の憂国忌を3日後に控え、この数ヶ月で続々と出た三島由紀夫関連本をちょいとまとめてみる。まだ読んでないどころか買ってもいない。財政難なものでね…そんな時だからこそ、余裕ができたときにどれを買うべきか記録しておく価値もあるというもの。 とにか…

2010年ノーベル文学賞下馬評その2

オッズが変動してたので、改めてメモ 1位コーマック・マッカーシー(アメリカ) 2位グギ・ワ・ジオンゴ(ケニア) 3位村上春樹(日本) 4位高銀(韓国) 4位ジェラルド・マーナン(オーストラリア) 6位トゥマス・トランストロメル(スウェーデン) 6位アドニス(シリア) …

2010年ノーベル文学賞下馬評

日本時間7日午後8時に発表されるらしいノーベル文学賞。今年もラドブロークスの予想を見てみますか。 1位トゥマス・トランストロメル(スウェーデン) 2位村上春樹(日本) 3位高銀(韓国) 3位アドニス(シリア) 5位アダム・ザガイェフスキ(ポーランド) 6位アント…

第136回芥川賞・直木賞候補

芥川賞 青山七恵「ひとり日和」 佐川光晴「家族の肖像」 柴崎友香「その街の今は」 田中慎弥「図書準備室」 星野智幸「植物診断室」 直木賞 池井戸潤「空飛ぶタイヤ」 荻原浩「四度目の氷河期」 北村薫「ひとがた流し」 佐藤多佳子「一瞬の風になれ」 白石一…

第135回芥川賞・直木賞候補

芥川賞 伊藤たかみ「八月の路上に捨てる」(文学界6月号) 鹿島田真希「ナンバーワン・コンストラクション」(新潮1月号) 島本理生「大きな熊が来る前に、おやすみ。」(新潮1月号) 中原昌也「点滅……」(新潮2月号) 本谷有希子「生きてるだけで、愛。…

下調べ中

明日から1泊2日で佐賀の有田に出張。 初めての取材旅行だから、非常にワクワクしてます。 今年は月に一度のペースで地方を回るっぽい。次回からは資料を多めに仕入れておこう。

文芸誌メモ〜2006年4月号

文學界 〔徹底討議〕「ネット時代と溶解する資本主義 ライブドア事件・二極化・ナショナリズムをめぐって」(東浩紀 + 鹿島茂 + 佐藤優 + 松原隆一郎) 「お腹」(金原ひとみ) 「生殖記 王国記15」(花村萬月) 「野良おばけ」(吉田知子) 「腹中花」(桑…

文芸誌メモ〜2006年3月号

文學界 蓮實重彦「侯孝賢試論」 四方田犬彦「三池崇史 DOA」 小沼純一「ゴダールと音楽」 フレデリック・ワイズマン監督インタビュー 青来有一「貝」 小野正嗣「森のお菓子屋」 矢作俊彦×高橋源一郎「喪失の先にあるもの――『悲劇週間』をめぐって」 車谷長吉…

内定

4月からの勤め先が決まりました。 具体的な仕事内容はまだよくワカランのですが、「編集」の仕事らしいです。

文芸誌メモ〜2006年2月号

文學界 小林信彦「うらなり」 佐伯一麦「ケンポナシ」 吉村萬壱「夏の友」 辻原登「だって、夏でしたもの!」 特集「至高のモーツァルト」 群像 平野啓一郎「モノクロウムの街と四人の女」 堂垣園江「壁の住民」 十文字実香「軽薄姫」 宮崎誉子「チョコレー…

出だし最悪

あけましておめでとうございます。 新年早々、風邪を引いてしまいました。 大晦日のバイトが終わって帰宅し、発熱。1日2日のバイトを休んで寝込んでおりました。今は熱は下がったのですが、腹の調子は相変わらず冴えません。 肝心なところで体を壊すなんて、…

今年最後の文芸誌メモ

『群像』…笙野頼子「だいにっほん、おんたこめいわく史」、舞城王太郎「SPEEDBOY!」、町田康「宿屋めぐり」、桐野夏生「タマス君」、清岡卓行「断片と線」、玄月「人生の決まり方」、赤染晶子「花嫁おこし」、新年特別エッセイ(阿川弘之、黒井千次、竹西寛…

「回顧2005 文芸」

本日の朝日新聞夕刊に掲載されていた。「私の3点」は以下の通り。 秋山駿…加賀乙彦『雲の都<第二部>時計台』、村上龍『半島を出よ』、宮内勝典『焼身』 北上次郎…池上永一『シャングリ・ラ』、山本幸久『凸凹デイズ』、今野敏『隠蔽捜査』 鴻巣友季子…町田…

11月の文芸誌

買う余裕はないけど、一応メモ。 文學界…中山智幸「さりぎわの歩き方」(第101回文學界新人賞)、松井雪子「愛・弾丸ツアー・2005」、西崎憲「シフト」、安斎あざみ「声」、玄月「迷子と姉妹」、小島寛之「暗闇の幾何学―数学で読む村上春樹」 新潮…平野啓一…

本バトン

mixiでaskさんから本バトンが回ってきました。mixiの日記はこの「どーかくの日記」に設定してあるので、こちらに書かせていただきます。 持っている本の冊数 約1000冊。文学、ミステリ、SF、哲学・思想、心理学、歴史、ルポ、文芸誌といったところでしょうか…

買わないけど一応

文芸誌メモ 群像…特集・大江健三郎(大江健三郎+清水徹「詩と小説の間」、大江健三郎+町田康「二つのカタストロフィと二つの『おかしな二人組』」、講演録「われわれは静かに静かに動き始めなければならない」、沼野充義「終わりの中の始まりを求めて」、大…

もう七日なのか

恒例の文芸誌チェック。 新潮…清水博子「vanity」、多和田葉子「U.S.+S.R. 極東欧のサウナ」、桐野夏生「糞の魂」、嶽本野ばら「シシリエンヌ 後編」、島田雅彦+中沢新一の対談「列島文化防衛論」、金原ひとみ+斎藤環の対談「女性性の根源へ」、A・ソクー…

終戦60年スペシャル

終戦60年スペシャル 「戦争責任」徹底考察… ってな感じで、一人で盛り上がってます。 今後読む本を予告しておきますと“戦争責任”とは何か―清算されなかったドイツの過去 (中公新書)作者: 木佐芳男出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2001/07メディア: 新…

靖国神社へ

終戦記念日の今日、靖国神社に行ってきた。小泉首相が参拝するなら是非この目で見たいと思ったからである。まぁ、結局首相は来なかったんだけどね。 靖国神社には過去二度訪れた。最初は2年半前の冬だった。親友と女性を巡ってトラブルになり自暴自棄になっ…

金欠で迎えた7日

今日は文芸誌の発売日。と言うわけで、気になったものをメモ。 文學界:特集「落語研究」、中村文則インタビュー、絲山秋子「沖で待つ」、田口ランディ「時の川」、中原昌也「大集合!ダンサー&アクターズ」、内田樹「私家版・ユダヤ文化論 最終回」 群像:…

死ぬ夢

自分が死ぬ夢を頻繁に見る。一番多いのは銃撃されるパターンで、ナイフで刺されることもたまにある。零戦に乗って撃墜されるなんてこともあった。痛みを感じることはないのだが、「これは夢だ」という意識が全くないため、パニック状態に陥る。死の恐怖を擬…

24歳になりました

本日で24歳になりました。 どんな誕生日だったかと言いますと、朝飯も昼飯も食わずに図書館に籠もっていました。帰ってからMXテレビで『機動戦士Zガンダム』を見ました。6時半を2分ほど過ぎていたため、オープニングテーマを最初から聞くことが出来ませんで…

欲しいSF小説のメモ

随時追加していきます。膨大な量にします。「欲しい本」のメモですから、持っている本は書きませんよ。 マルドゥック・スクランブル―The First Compression 圧縮 (ハヤカワ文庫JA)(沖方丁) マルドゥック・スクランブル―The Second Combustion 燃焼 (ハヤカ…

はてなブックマーク

今まで「はてなブックマーク」には手を出さないようにしてました。なぜかと言いますと、はまってしまうのが怖いんです。生真面目な性格ゆえに、一度始めたことはとことん継続するタチなんです。毎日やることがドンドン積み重なって、そのうち処理しきれなく…

『機動戦士Zガンダム』の感想

せっかく短期間で全50話を鑑賞し終えたので、まとまった感想を書いてみましょう。内容に詳しく触れますので、知りたくない方は読まないようにしてくださいな。この物語の特徴を挙げればキリがないのですが、私が特に興味を持ったのは3つです。 1つ目は、…

ベルリンの至宝展

友人に誘われて、上野の東京国立博物館で開催中の「ベルリンの至宝展」に行ってきました。美術展に行ったことが一度もない私ですが、美術に興味を持つ友人の影響や、「松岡正剛の千夜千冊」を始めとする諸々の文章の影響で、絵画や建築を生で見たいと思うよ…

シャアの夢から

私は影響を受けやすい人種なんですが、今朝見た夢がそれを如実に物語っていました。 前後の脈絡は全然覚えていないのですが、応接セットに腰掛けた私は、斜め前に座っているシャアに「またあなたの下で働きたい」という感じのことを言いました。それまで一緒…

『ガンダム』を観て

ガンダムを見て優生学・進化論方面に興味が湧いたので、役立ちそうな本をメモ。 優生学と人間社会 (講談社現代新書)(米本昌平他) ナチ・コネクション(シュテファン・キュール) いのちの平等論―現代の優生思想に抗して(竹内章郎) 生命学に何ができるか―…

わが師

もう少し私的な内容を書いて欲しいとの要請を受けたことと、最近感情を抑えすぎていて、発散する場を求めていたことから、またまたちょっとした自己省察を。 今朝、Kさんの日記を読み返しました。kさんは1年半前にネット上で出会った友人であり、私が最も尊…

地域共同体

昨晩友人と電話で話した時、『思想の冒険』(鶴見和子・市井三郎編)の内容を幾らか教えてもらった。これが非常に面白い。端的に言えば、地域共同体的な結びつきが如何にして形成されるのかと言う話である。 「地域共同体の崩壊」とはよく使ってきたフレーズ…