2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「機動戦士ガンダム」第1話

「Zガンダム」の再放送は先週で終了して、今週からはファーストガンダムの再放送。私としては「ZZ」に進んで欲しかったのだが、ファーストガンダムは劇場版しか観てないから色々と知らないことも多い。イセリナがガルマの仇討ちをするシーンとか、マ・クベが…

Amazonギフト券

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Amazonのギフト券ゲットぉぉぉぉ!!!! 500円分だがメチャメチャ嬉しい。 何買おうかしら〜♪ 何買おうかしら〜♪ 『ユリイカ』の攻殻機動隊特集にしようかな。『現代思想』の宇宙論にしようかな。バタイユの『エロティシズム』にしようかな。 この2,3日、非…

士郎正宗『攻殻機動隊』

ネタバレ気味で。 草薙素子少佐率いる公安9課、通称「攻殻機動隊」の活躍を描いたサイバーパンクSF漫画。公安9課は対テロ、諜報などを主な任務とする特殊部隊である。 舞台は… 企業のネットが星を被い、電子や光が駆け巡っても 国家や民族が消えてなくなる…

バートランド・ラッセル『哲学入門』

「テーブルの見え方」という身近な例から丁寧に論を進める著者の姿勢と、平易な新訳のおかげで、意外に読みやすかった。しかし、初心者の私にはちょいと厳しかった。読み終えて、何が分かったのか分からない。まあ、新しいジャンルに飛び込んだのだから致し…

吉見義明『従軍慰安婦』

論争中のテーマに対しては、双方の主張をじっくり検討した上で自らのスタンスを決めなくてはならない。もともと従軍慰安婦問題に関する知識をほとんど持ち合わせていない私が、この本1冊のみを恃みとして自分の主張を展開するのは厳しい。と言うわけで、私の…

武田徹『偽満州国論』

武田徹氏が扱う素材は、私のストライクゾーンにズバっとはまる。本書では満州、『「隔離」という病い』ではハンセン病、『戦争報道』ではジャーナリズムと戦争との関係、『「核」論』では原子力を取り上げていて、その着眼点にセンスを感じる。本書では満州…

ありがたく頂戴するけどさ

親父から 『嫌韓流』(山野車輪) 『あの夏、少年はいた』(川口汐子、岩佐寿弥) 近ごろ話題の『嫌韓流』は、親父が友人からもらったらしい。『あの夏、少年はいた』は、「つまらないからお前にやる」とさ。それより『風味絶佳』とか『ヴィーナス・プラスX…

見沢知廉死去

作家の見沢知廉さんが亡くなりました。 <訃報>見沢知廉さん46歳=作家 飛び降り自殺か 獄中をリアルに描いた小説「調律の帝国」などで知られる作家、見沢知廉(みさわ・ちれん<本名・高橋哲央=たかはし・てつお>)さんが7日、横浜市戸塚区の自宅マン…

もう七日なのか

恒例の文芸誌チェック。 新潮…清水博子「vanity」、多和田葉子「U.S.+S.R. 極東欧のサウナ」、桐野夏生「糞の魂」、嶽本野ばら「シシリエンヌ 後編」、島田雅彦+中沢新一の対談「列島文化防衛論」、金原ひとみ+斎藤環の対談「女性性の根源へ」、A・ソクー…

木佐芳男『<戦争責任>とは何か―清算されなかったドイツの過去』

著者は読売新聞の元記者で、記者らしく数多くのドイツ人研究者の元へ足を運んでいる。本書は、その豊富なインタビューを中心に進んでいく。 ドイツの戦後処理は肯定的に評価されているのに、日本の戦後処理は「誠意ある対応をしていない」と非難される。この…

仲正昌樹『お金に「正しさ」はあるのか』

「仲正氏の本がどっかにあったはず」と探して見つけたのがこれ。何の目的があってこの本を購入したのか、全く覚えてない。衝動買いだったのかな。贅沢なものよのぅ。 抽象的になりがちな貨幣の性質を、『ヴェニスの商人』(シェイクスピア)、『ファウスト』…