2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

レヴィナス特集のちニート・フリーター特集

『全体性と無限 上下』(レヴィナス) 『ユリイカ 2006年2月号 特集:ニート―新しい文学はここから始まる』 『「ニート」って言うな!』(本田由紀・内藤朝雄・後藤和智) 『ひなた』(吉田修一)

堀江貴文『100億稼ぐ仕事術』

100億稼ぐ仕事術 (ソフトバンク文庫)作者: 堀江貴文出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ発売日: 2005/02/19メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 25回この商品を含むブログ (105件) を見る

泥酔、の前に

文庫の新刊を買った。 『空中庭園』(角田光代) 『ぼくとネモ号と彼女たち』(〃) 『さだめ』(藤沢周) 『文明の憂鬱』(平野啓一郎) 『ヨッパ谷への降下』(筒井康隆) 『龍宮』(川上弘美) 『タンノイのエジンバラ』(長嶋有) 『4TEEN』(石田衣良)…

『三文オペラ』を買いに行って

結局、買ったのは以下の3冊 『ディアスポラ』(グレッグ・イーガン) 『素粒子』(ミシェル・ウエルべック) 『文学部唯野教授』(筒井康隆) あと、コンビニで雑誌の『pen』を買った。ポップ・アートの特集だったからさ。

茨木のり子『詩のこころを読む』

詩のこころを読む (岩波ジュニア新書)作者: 茨木のり子出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1979/10/22メディア: 新書購入: 19人 クリック: 108回この商品を含むブログ (56件) を見る

ディディエ=ジャック・デュシェ『オナニズムの歴史』

腹の調子が悪いので、感想は後ほど。オナニズムの歴史 (文庫クセジュ)作者: ディディエ・ジャックデュシェ,Didier‐Jacques Duch´e,金塚貞文出版社/メーカー: 白水社発売日: 1996/09メディア: 新書 クリック: 10回この商品を含むブログ (4件) を見る

「白い巨塔」の再放送

フジテレビでお昼に「白い巨塔」の再放送をやっているので、たまに見ている。何度見ても面白い。このドラマ、私が今まで見てきたドラマの中で一番面白いかもしれん。まずキャストが素晴らしい。実力派揃いなので、全登場人物に感情移入してしまう。また、人…

開高健『ベトナム戦記』

ベトナム戦記 (朝日文庫)作者: 開高健出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 1990/10/01メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 76回この商品を含むブログ (65件) を見る

急遽

茨城に呼び出された。旅のお供に、森林太郎君*1の小説を買ひたり。 『阿部一族・舞姫』(森鴎外) 4年前に亡くなった祖父の本を3冊もらって帰ってきた。 『男子の本懐―城山三郎全集第1巻』 『名もなき俺達の詩』(半谷二郎) 『高野猛士君と吉田松陰』(〃)…

第134回芥川・直木賞決定

<芥川賞>絲山秋子さんに決定 直木賞は東野圭吾さん 芥川賞が絲山(いとやま)秋子さん(39)の「沖で待つ」(「文学界」9月号)に、直木賞は東野圭吾さん(47)の「容疑者Xの献身」(文芸春秋)に決まった。 おお!絲山秋子と東野圭吾か!喜ばしい組…

お気に入りの書店で

六本木の東京ランダムウォークにて。ここの品揃えは私の好みにピッタリ合う。 『レヴィナス入門』(熊野純彦) 『丸山真男』(水谷三公) 『オナニズムの歴史』(ディディエ=ジャック・デュシェ)

充実の18冊

五反田のブックオフで散財。 「あ、それ単行本で買っちゃったんだ。文庫で出てるのに」っていう指摘はナシね。マジで一日凹むから。 『嘔吐』(J-P・サルトル) 『自由からの逃走』(エーリッヒ・フロム) 『制服少女たちの選択』(宮台真司) 『僕が批評家…

ドナルド・キーン『明治天皇を語る』

ジャパノロジストのドナルド・キーンが、明治天皇はどれだけ偉大だったかを語りつくした本。「明治天皇に感心すべきところはかなりあると思います」とか「当時の皇帝の中で世界一の存在だった」とか、とにかく褒める。ドナルドは当時の「臣民」の生まれ変わ…

二匹目のドジョウを狙って

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熟成やずやの香醋欲しい! 今年は体調を良くしたいですから… 当選したら、ちゃんと商品のレビュー書くよ。

丸山真男『日本の思想』

日本の思想 (岩波新書)作者: 丸山真男出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1961/11/20メディア: 新書購入: 25人 クリック: 248回この商品を含むブログ (226件) を見る

新書の新刊3冊

そのまま目黒の有隣堂へ。売り場が改装されて文庫の品揃えはややマシになったのだが、私には全然物足りんよ。 20冊ほど手にとって1時間迷った挙句、以下の3冊を購入。 『「かわいい」論』(四方田犬彦) 『ヤクザに学ぶ組織論』(山平重樹) 『「責任」って…

犬童一心『タッチ』

お次は『タッチ』。原作はあだち充の漫画で、私は小学生の時に全巻揃えた。甲子園を夢見ていた私としては、『タッチ』はまさにバイブルであり、高校に入ったら南ちゃんみたいな彼女が出来るもんだとばっかり思っていた。しかし現実とは残酷なもので、故障を…

大谷健太郎『NANA』

目黒シネマで『NANA』『タッチ』の二本立てを観てきた。 1本目は『NANA』。原作は矢沢あいの漫画で、私もいずれ読むつもり。もっとも「いずれ読むつもり」の本は無数にあるので、いつになるかは全く分からん。キャストは、小松奈々役が宮崎あおい、大崎ナナ…

茨木のり子『倚りかからず』

凛とした強さ、みたいなものを感じたね。流されず、媚びず、表題の通り倚りかからず。倚りかからず作者: 茨木のり子出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1999/10/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 64回この商品を含むブログ (43件) を見る

谷川俊太郎『夜のミッキーマウス』

夜のミッキーマウス作者: 谷川俊太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2003/09/23メディア: 単行本 クリック: 7回この商品を含むブログ (17件) を見る

『千の風になって』

今日は気分を変えて詩集を。 以下の3冊は、昨年10月10日に亡くなった親戚の本。形見分けということで頂いてきたのだ。*1 まずは『千の風になって』。作者不明の12行の英語詩を、新井満氏が訳したもの。前半はカラー写真と日本語訳、後半は出版に至る経緯を綴…

星野智幸特集

『文藝 2006年 春季号』 『最後の吐息』(星野智幸) 『在日ヲロシヤ人の悲劇』(〃) 『虹とクロエの物語』(〃) 今季の『文藝』は星野智幸特集。それに合わせて私も星野智幸特集。

文芸誌メモ〜2006年2月号

文學界 小林信彦「うらなり」 佐伯一麦「ケンポナシ」 吉村萬壱「夏の友」 辻原登「だって、夏でしたもの!」 特集「至高のモーツァルト」 群像 平野啓一郎「モノクロウムの街と四人の女」 堂垣園江「壁の住民」 十文字実香「軽薄姫」 宮崎誉子「チョコレー…

絲山秋子「沖で待つ」(『文學界 2005年 九月号』)

住宅設備機器メーカーの及川は、同期入社の「太っちゃん」とある約束をした。それは、「先に死んだ方が、相手のパソコンのHDDを破壊する」というもの。しばらくして太っちゃんが先に亡くなり、及川は太っちゃんの家に侵入する。 「死んだらパソコンの中身を…

松尾スズキ「クワイエットルームにようこそ」(『文學界 2005年 七月号』)

オーバードーズ(薬の大量摂取)により精神病院の閉鎖病棟に担ぎ込まれた女性が、さっさと退院しようともがく話。女性の一人称で、文章のテンポがとてもいい。 同じ病棟で出会う女性たちも当然、精神的な病を抱えていて、主人公の明日香は「自分のオーバード…

メッタ斬り!コンビの予想

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芥川賞・直木賞の受賞作を「メッタ斬り!コンビ」が予想 芥川賞に関しては、大森氏の以下のコメントと全く同じ意見。 芥川賞候補の顔ぶれは、“在庫一掃”って感じですね。候補になるのはもう4回目という佐川光晴と絲山秋子のどちらかに授賞するのか。 直木賞…

「女王蜂」

稲垣吾郎主演の金田一耕助シリーズ第3弾。原作はもちろん横溝正史。 始まってすぐに「犯人は○○だな」と予想し、23時ぐらいまでは「よっしゃ的中!」なんて思っていたのだが、最後のどんでん返しにやられた。 キャストはかなりよかったし、映像から滲み出てく…

第134回芥川、直木賞候補

候補作が決まったそうな。 芥川賞候補に松尾スズキさん 直木賞とともに候補作発表 芥川賞候補 伊藤たかみ「ボギー、愛しているか」(群像12月号) 絲山秋子「沖で待つ」(文学界9月号) 佐川光晴「銀色の翼」(文学界11月号) 清水博子「vanity」…

スティーブン・スピルバーグ『宇宙戦争』

5本続くとさすがにキツイ。 原作はH.G.ウェルズ。1938年にオーソン・ウェルズがラジオドラマ化。放送を聞いていた人々は火星人が本当に襲来してきたと信じ、全米がパニックに陥ったというあの『宇宙戦争』です。オチはかなり有名ですよね。ここでは言いませ…

宮崎駿『ハウルの動く城』

おおむね満足。倍賞千恵子には違和感。ハウルの動く城 [DVD]出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント発売日: 2005/11/16メディア: DVD購入: 5人 クリック: 257回この商品を含むブログ (807件) を見る