2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧

宮崎駿『風の谷のナウシカ』全7巻

『風の谷のナウシカ』全7巻を読了。アニメージュコミックス・ワイド版は脆いから、1・2巻はもうボロボロですよ。でも愛蔵版は高いですからね… 私は散々「ナウシカは漫画版のほうが面白い」「漫画版を読むべきだ」と周囲に吹聴してきたんですが、今回読み直し…

宮崎駿『風の谷のナウシカ』

これまで何十回と観てきたナウシカを懲りずに鑑賞。これから漫画バージョンをキッチリ読み直すつもりなので、そのための前座です。感想等は漫画バージョンを読んだ後に、漫画版と映画版の比較として触れるつもりです。 漫画版をこよなく愛する私としては、映…

終戦60年スペシャル

終戦60年スペシャル 「戦争責任」徹底考察… ってな感じで、一人で盛り上がってます。 今後読む本を予告しておきますと“戦争責任”とは何か―清算されなかったドイツの過去 (中公新書)作者: 木佐芳男出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2001/07メディア: 新…

R.v.ヴァイツゼッカー、山本務『過去の克服・二つの戦後』

超有名な「五月八日演説」と、その他に5つのヴァイツゼッカー演説が収められていて、終盤には訳者である山本務氏の論考がある。「五月八日演説」は1986年に岩波ブックレットで『荒れ野の40年』として出版されており、そちらの邦訳の方がよく知られているはず…

坪内祐三『靖国』

イデオロギー的な側面ばかりが強調される靖国神社。坪内氏は、そんな靖国神社や九段界隈の「土地に宿る記憶」を掘り起こそうと試みる。 明治から大正、そして昭和にかけて、「天皇」という、きわめて多面的な意味を持つ「機能」が、ある種の人々によって利用…

靖国神社へ

終戦記念日の今日、靖国神社に行ってきた。小泉首相が参拝するなら是非この目で見たいと思ったからである。まぁ、結局首相は来なかったんだけどね。 靖国神社には過去二度訪れた。最初は2年半前の冬だった。親友と女性を巡ってトラブルになり自暴自棄になっ…

感謝感謝でございます

『監督不行届』(安野モヨコ) 大学時代の友人から、誕生日プレゼントとしていただきました。いやぁ、これ欲しかったんですよ。序盤をパラパラと読んでみたのだけど、これがメチャクチャ面白い。後でゆっくり読みますかね。どうもありがとうございました〜。

高橋哲哉『靖国問題』

靖国問題 (ちくま新書)作者: 高橋哲哉出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2005/04/01メディア: 新書 クリック: 75回この商品を含むブログ (246件) を見る

奢っていただいたおかげ

『文學界 2005年9月号』 『土の中の子供』(中村文則) 昨日学生時代の友人に飲み代を奢ってもらったことと、今日ちょいとバイトをしたことで、わずかに金銭的な余裕が出来たので。『文學界』は落語特集、中村文則インタビュー、内田樹の「ユダヤ文化論」最…

郵政民営化関連法案

参議院本会議で否決されました。 投票総数233票、賛成108票、反対125票とのことです。 法案に反対票を投じた自民党議員は、以下の22名。 長谷川憲正、吉村剛太郎、河合常則、岩永浩美、田村公平、荒井広幸、桜井新、中川義雄、中曽根弘文、狩野安…

金欠で迎えた7日

今日は文芸誌の発売日。と言うわけで、気になったものをメモ。 文學界:特集「落語研究」、中村文則インタビュー、絲山秋子「沖で待つ」、田口ランディ「時の川」、中原昌也「大集合!ダンサー&アクターズ」、内田樹「私家版・ユダヤ文化論 最終回」 群像:…

モブ・ノリオ『介護入門』

YO、朋輩!第131回芥川賞並びに第98回文学界新人賞受賞作、『介護入門』を読み終えたぜ。草キメながら祖母の介護に精を出す30前の男が主人公で、極端に改行の少ないモノローグだ。無職であろうが、大麻を吹かしていようが、主人公の価値観は至極まともなもの…

死ぬ夢

自分が死ぬ夢を頻繁に見る。一番多いのは銃撃されるパターンで、ナイフで刺されることもたまにある。零戦に乗って撃墜されるなんてこともあった。痛みを感じることはないのだが、「これは夢だ」という意識が全くないため、パニック状態に陥る。死の恐怖を擬…

江原由美子・金井淑子『フェミニズム』

広く浅く書かれているし、紹介されている参考文献も多いので、入門書としては最適だと思われる。でも、ちょいと刺激が足りなかったかな。まぁ、今後バトラー、セジウィック、クリステヴァ、スピヴァク、ドウォーキン、上野あたりを読んでいきますかね。 仏教…