シャアの夢から
私は影響を受けやすい人種なんですが、今朝見た夢がそれを如実に物語っていました。
前後の脈絡は全然覚えていないのですが、応接セットに腰掛けた私は、斜め前に座っているシャアに「またあなたの下で働きたい」という感じのことを言いました。それまで一緒に働いてたんですかね…
この1週間ガンダム漬けでしたからね。「夢分析」で言う「昼間の残滓」ってやつですか。強くて、カッコよくて、頭のいいシャアに対する憧れでしょうかね。23歳にもなって…
「シャアの下で働く」ってことは、カミーユの立場ですね。ここまで考えると、思い当たる節がありますな。
「またシャアの下で働きたい」
→「またカッコよくて頭のいい、兄のような人と触れ合いたい」
→「世話になった友人とコミュニケーションを取りたい」
これが深層心理ですね、きっと。
「世話になった友人とコミュニケーションを取りたい」という無意識が「検閲」を受けて、シャアに「またあなたの下で働きたい」と告げる夢になったのでしょう。もう一歩踏み込んで解釈すると、私は誰かに頼りたいんですな、きっと。
崖っぷち
最近試合に出てないと思ったら、腰痛だったんですね。そのキャプラーの話題が二つ。
G首脳陣怒り心頭!降格拒否のキャプラーに“最後通告”(サンケイスポーツ)
キャプラーは二軍降格を拒否しているようです。最後通告ってことは、そろそろクビですか。
“第2の川崎”危機…キャプラー、まさか球宴出場?(夕刊フジ)
第2の川崎はキャプラーか。ミセリに続いて途中退団が時間の問題となってきた巨人・キャプラーが、オールスターファン投票で大量得票を集めそうなムードが漂っている。
一昨年、3年間1度も登板してなかった川崎投手がファン投票で選出されましたね。あの騒動を機に、投手は5試合以上登板or投球回10以上、野手は10試合以上出場or20打席以上という条件が決められたそうです。しかしキャプラーは現時点で38試合出場ですし、何よりも投票用紙にノミネートされてますから。明日の第1回中間発表では何位につけているでしょうね。
渡辺前オーナー 球界復帰へ(スポーツニッポン)
読売新聞グループ本社の渡辺恒雄会長(78=前巨人オーナー)の球界復帰が濃厚となった。6月7日に行われる読売の決算役員会および同23日の株主総会で渡辺会長の読売巨人軍(資本金4億5000万円、本社=東京・大手町)の代表取締役会長就任が決まる見通しだ。
うわ、戻ってくるのかよ。一場への金銭受け渡し問題でオーナーを退いたのは昨年の8月でしょ。早くないですか。それにしても「球団会長」って、オーナーとはどう違うんですかね。
凄い方なんですけどね。尊敬は出来ないですね。
↓この本を読めば、渡邊恒雄という人物の本当の姿が分かります。かなりオススメです。
渡邉恒雄 メディアと権力 (講談社文庫)(魚住昭)
佐世保小6女児同級生殺害事件から1年
娘の記憶「胃が熱くなる」 小6女児事件1年で手記(共同通信)
長崎県佐世保市の小6女児事件の被害者の父親、御手洗恭二さん(46)が31日、事件から1年を迎えるに当たって手記を公表した。
「前触れなしに娘の記憶がよみがえり、胃の中が熱くなる」か…家族を失った傷の深さが伝わってくる表現ですね。御手洗さんは事件の原因を知るために、数多くの資料を読んだそうです。さすが新聞記者、という感じですね。
読み進めるうちに、事件を起こした理由は「彼女自身も分からないのでは」との感覚を持つようになり「底の見えない暗い井戸をのぞき込むような空恐ろしさ」を感じているという。
この部分を読んで、「ああ、信頼できるな」と感じました。理解可能な答えを見つけて安心するのではなく、徹底的に問題の本質を掘り下げている気がします。この事件は当初、「『バトルロワイヤル』の影響が強い」と報じられていました。御手洗さんは、「そんな単純なことではない」という境地に達したのでしょう。
1年…後悔芽生え 佐世保小6同級生殺害 加害女児に変化(西日本新聞)
長崎県佐世保市の小六女児同級生殺害事件で、児童自立支援施設に送致された加害女児(12)が、今年に入って「自分のやったことを後悔している」などと事件に触れる発言をしていることが三十日、関係者の話で分かった。
ふむ。今年に入って「後悔している」「反省している」という言葉が出るようになったそうです。家裁は加害女児を「他者の視点に立って感情や考えを想像し共感する力が育っていない」と分析していたのか。
小中学校で読書感想文の宿題が出たとき、もちろん私自身が感じたことを書くのだけれど、そこには「先生が気に入ってくれるか否か」というフィルターがかかる。「『走れメロス』を読んでどう思ったか」って、あまり当てにならない気がするけどね。
時効成立後に自首
1978年に東京都足立区立中川小学校の教諭だった石川千佳子さん(当時29歳)を殺害し、公訴時効(15年)の成立後に自首した同小警備員だった男(69)と、男を雇用していた足立区に対し、石川さんの遺族が計約1億8600万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こし、31日、第1回口頭弁論が同地裁で開かれた。(読売新聞)
殺害から26年後の昨年8月に自首したそうです。26年間、罪の意識を背負い続けて堪えきれなくなったのでしょうか。でも、時効が成立した後ってのが卑怯です。
被告側は殺害の事実を認めたうえで、不法行為から20年たつと賠償請求権が自動的に消滅する「除斥期間」が適用されるとして、請求棄却を求める答弁書を提出。
CMスキップで損失540億円
ウルグアイの作家オネッティ
朝日新聞夕刊の文化面に、「オネッティの遺品、帰還」という文章が載せられていた。1994年に亡くなったウルグアイの作家オネッティの遺品の一部が、亡命先のスペインから祖国ウルグアイに帰ってきたという内容。
オネッティ…初耳です、ええ。日本語で読める代表作は『井戸』『はかない人生』だそうです。亡命の理由が驚きです。
とある文学賞の審査員だった彼は、受賞作に「猥褻な作品」を選んだとして軍事政権に逮捕され、亡命をよぎなくされたのだった。
はかない人生 (ラテンアメリカの文学) (集英社文庫)(オネッティ)