『暗黙知の次元』マイケル・ポランニー

『暗黙知の次元』マイケル・ポランニー
今回はマイケル・ポランニーの『暗黙知の次元』。文庫本だから買いやすいな。以下、引用・要約。

発見への手続きには予想のつかなかったことや検証しにくいことが交じっていることも少なくない。マイケル・ポランニーはそれを「暗黙知」(tacit knowledge あるいは tacit knowing)と名付けた。

職人的な技能を「暗黙知」と呼ぶことがあるが、それは誤解であると松岡氏は言う。
ポランニーは「発見とは何か」を研究した。それは「知ること」(知識)と「在ること」(存在)の間にどんな繋がりが作用しているのかを研究することである。彼はここに「ダイナモ・オブジェクティブ・カップリング」の作用を見る。例示が省略されているので、これについてはよく分かりません。

発見は対象知(knowing what)によっておこるのではなく、方法知(knowing how)によっておこるにちがいないと踏んだのだ。もっというのなら、ある個人の知識の総体のなかでその知を新たな更新に導くものは、その知識にひそむ方法知ではないかということなのである。

ううむ。全体を通して何となく分かったんだけど、ガシっと掴めないなぁ…悔しい。この本を買ってこよう。