加害少年たちと家族

今日も少年犯罪の続報から。
なぜ、動揺見せない15歳 福岡市の兄刺殺事件共同通信

悲惨な事件を起こした弟の様子について、捜査幹部の間からは「礼儀正しい。取り調べでも素直」との声も聞かれる。
しかし、夜はしっかり寝て、食事も普通に食べる姿に、同署の幹部は「人を殺しておきながらこういう容疑者は珍しい。弟の気持ちを調べることは時間がかかるだろう」と話す。

殺人事件の容疑者は大抵の場合、夜は眠れず食事も喉を通らない状態なんですね。15歳の少年は、兄を殺したことを後悔してないのでしょう。むしろ兄がこの世からいなくなったことで、スッキリしてる感じですね。それほど兄のいじめは酷いものだったのでしょう。

ガス爆発、TVニュースがヒント…両親殺害高1が供述(読売新聞)

東京都板橋区の建設会社社員寮で、高校1年の少年(15)が両親を殺害した事件で、ガス爆発を起こした調理用電熱器を使った発火装置について、少年が「テレビのニュース番組を見て思いついた」などと供述していることが25日、警視庁高島平署特捜本部の調べでわかった。

「ニュース番組を規制しろ」などとは、さすがに誰も言わないでしょう。
それにしても、「○○を見て思いついた」「〜〜からヒントを得た」という容疑者の供述が非常に多いですね。でも他者やメディアから影響を受けて行動することなんて、日常的に行っていることですからね。

山口・光高の爆発物事件、加害高3の母が電話で謝罪(読売新聞)

山口県立光高で起きた爆発物投げ込み事件で、傷害容疑で逮捕された3年男子生徒(18)の母親が、被害を受けた生徒の保護者に謝罪を始めていることが25日わかった。

加害者の家族と言う立場は辛いでしょうね。謝罪に取り合ってくれない保護者もいるでしょう。自分の行動によって、被害者だけではなく自分の家族も苦しむのです。

サイエントロジーを信奉するトム

「キミは何も分かっとらん」=トム・クルーズがTVホストと感情的な論争

ハリウッドの人気俳優トム・クルーズが24日の米NBCテレビの番組で、抗うつ剤など気分を変える薬剤や精神医学(psychiatry)の効用をめぐりホストと口角泡を飛ばして議論した揚げ句、感情的になって相手を非難する場面があった。(時事通信

論争の相手はNBCトゥデーのマット・ラウアー氏。先日、産後のうつ病の治療に抗うつ剤を飲んだブルック・シールズをトムが批判しましたが、ラウアー氏が番組でその話を持ち出したため口論になったそうです。記事によると、以下のようなやり取りだったようです。
ラウアー:一部の人にはリタリン(Ritalin)のような抗うつ剤が有効だ。
クルーズ:リタリンが何なのかも知らないくせに。化学的なアンバランスについて語りたいなら、私のように研究論文を読まなくちゃ。精神医学はエセ学問だ。君が精神医学の歴史を理解していないように、シールズも理解していない。
ラウアー:抗うつ剤が役立った人たちを私は知っている。
クルーズ:自分がほとんど何も知らない薬のことを全国放送のテレビで擁護するとは無責任だ。もう少し責任を持ったらどうだ。
薬一つ一つについて語れるほどうつ病に詳しくはありませんが、少し調べてみたところリタリンは確かに注意が必要なお薬のようですね。トムが「精神医学はエセ学問だ」と主張するのは、どうやら「サイエントロジー」という宗教を信奉しているからのようです。サイエントロジーのHPには、「サイエントロジーは応用宗教哲学です」と書いてあります。文章量が多いので、後日一通り目を通して見ますかね。

ジンギスカン人気

<ジンギスカン>都内で人気上昇 大阪、福岡でも続々出店

羊肉を使ったジンギスカン料理の人気が上昇している。専門料理店が東京都内で急増し、大阪や福岡でも続々と出店。スーパーも家庭用肉の販売を強化している。脂肪を燃焼させる「カルニチン」を多く含み、ダイエットにいいという評判が高まったことや、冷凍技術の向上でにおいがきついというイメージが薄くなったことなどが理由。(毎日新聞

昨年5月の時点で都内のジンギスカン店は数店舗だったのですが、今年5月には80店舗まで増えたそうです。この記事読んだらジンギスカンを食いたくなったわ。誰か一緒に行きましょう。
ラムは生後1年未満、マトンは生後1年以上なのか。知らなかったわ…

皇居の堀に転落

皇居の堀に学生転落、死亡=3周走り、「気分悪い」と土手へ−東京

25日午後3時40分ごろ、東京都千代田区皇居外苑桜田門そばにある「凱旋濠(がいせんぼり)」に、都内の私立大学一年生の陸上部員の男子学生(18)が転落。通報で駆け付けた東京消防庁のレスキュー隊に救助されたが、同4時55分に死亡した。(時事通信

陸上部の練習で皇居の周りを3週走った後、「気分が悪くなった」と言って土手に入り、警察官に注意されて転落したそうです。
私も高校時代は皇居の周りを走りましたよ。ピッチャー志望でしたから、自主練習の時や練習後などに走ったものです。ああ懐かしい。3周はかなりキツイと思いますよ。

ディープ・インパクト

太陽系の謎解明へ「ディープ・インパクト」 彗星“爆撃”し飛散物質分析

ディープ・インパクト」といっても映画の題名や競走馬の名前ではない。人類史上初めて、彗星(すいせい)の内部を直接調べようという米航空宇宙局(NASA)の彗星探査計画だ。米独立記念日の七月四日、重さ三百七十キロの銅製の衝撃弾(インパクター)を彗星に撃ち込み、飛び散った内部物質の観測を目指す。(産経新聞

ターゲットはマンハッタン島ぐらいの大きさの「テンペル第1惑星」。火星と木星の間の楕円軌道を、5年半周期で公転しています。飛び散った物質を調べることで、太陽系や惑星の起源に迫ることが目的だそうです。銅を撃ちこんで構成物質が噴き出すというシナリオ通りに事が運ぶのかは、「やってみなければ分からない」ということです。結果が楽しみですね。

重層的な事件

<用水路1800万円>悪徳リフォーム業者逮捕 埼玉県警

現金約1800万円が埼玉県蓮田市内の用水路に捨てられていた事件に絡み、同県警は25日、現金は不要な訪問リフォーム工事の代金だったとして、現金約6000万円を盗まれた住宅リフォーム会社「アクアジャパン」(さいたま市北区、河部信康社長)の元社員、中江匡志(26)と同、下川了(26)の両容疑者を特定商取引法違反(不実告知)容疑で逮捕した。同日、同社の事務所などを家宅捜索する。(読売新聞)

用水路で見つかった1800万円は盗まれた金であり、その盗まれた金は違法な住宅リフォームで稼いだ金だったと言うわけです。すごい展開ですね。
住宅リフォーム会社の金を盗んだのは、中江容疑者の元交際相手で別のリフォーム会社に勤めていた阿部啓美被告。阿部被告は、「盗んだのは人をだまして稼いだ金。多くの人の憎しみが込められており、持っているのが嫌だったので用水路に捨てた」と供述しています。妙な理由だべ。