ロンドン同時多発テロ

<ロンドン同時テロ>死者50人以上 収容困難な遺体も毎日新聞

英ロンドン中心部で起きた同時爆破テロ事件で、ロンドン警視庁は8日、死者が50人を超え、このほか収容できない遺体が依然多いと発表した。英BBCによると、警察当局は死者数は100人を上回らないとみている。

トンネル崩落の恐れがあり、遺体の収容に手間取っているそうです。
使用されたのは「4・5キロ以下の高性能爆弾」で、地下鉄で使用されたものは車両の床に置かれていたようです。いずれも時限装置付きで、バスの爆発は移動中に誤って起こしたものという見方も伝えられています。捜査当局は携帯電話の通話記録や、バス停や地下鉄駅周辺に設置された7800台の監視カメラの映像の分析を進めています。
イギリスの統合テロ分析センターは、先月テロ警戒レベルを下げていたそうです。虚を衝かれた、というのは事実のようです。
金融街の朝騒然、地下鉄から血まみれの乗客次々(読売新聞)
現場に居合わせた人の目撃証言です。

ラッセル広場近くのホテルのフロントで働いているイオネ・オジャンさんが巨大な爆発音に驚いて道路に飛び出すと、バスの天井が吹き飛び、乗客らしき人たちが血だらけで次々と道路に出てきた。男性の一人は、右手首から先がなくなっており、別の乗客は、両目から血を流していた。
〜略〜
「突然、耳をつんざくようなごう音がして、窓が粉々になった。車両は煙が充満し、叫び声が響いた。息もできず、何が起きているのか分からなかった。反対側の車両がぐちゃぐちゃになっていた」

後者の証言は、地下鉄に乗っていた人の話です。生々しいです。


エジプト大使「殺害」と声明 ザルカウィ派産経新聞

イラクでエジプトのイハブ・アルシェリフ次期駐イラク大使が拉致された事件で、ヨルダン人テロリスト、ザルカウィ容疑者率いる「イラク・アルカーイダ聖戦機構」を名乗る組織は七日、同大使を殺害したとする声明と映像を、ウェブサイト上に掲載した。

殺害の様子は映っていないため、安否は不明ということです。声明は「エジプト政府は神の意思にさからい、十字軍に従って、十字軍の命令に従順な(イラクの)シーア派政府に最初の大使を派遣した」と言及してます。イスラム対十字軍、という構図ですな…