原爆のルポ原稿

<長崎原爆>米記者のルポ原稿、60年ぶり発見 検閲で没収

長崎市に原爆が投下された1945年8月9日の翌月、同市に外国人記者として初めて入り取材した米シカゴ・デーリー・ニューズ紙(廃刊)の故ジョージ・ウェラー記者の未公表の原稿と写真が60年ぶりに見つかった。原稿は、長崎市の惨状と原爆症に苦しむ市民の様子を克明に記している。ウェラー記者は原稿を連合国軍総司令部(GHQ)検閲担当部局へ送ったが、新聞に掲載されることはなかった。(毎日新聞

ジョージ・ウェラー記者は1943年にピュリツァー賞を受賞した方です。
アメリカ国民が放射能に恐怖感を抱いたり、原爆使用を非難したりするのを避けるために、GHQは原稿を没収したのでしょう。