根本にあるのは八百長

貴−若、確執の原点は95年V決定戦

大相撲の貴乃花親方(32=元横綱)は16日、生出演したテレビ朝日の情報番組の中で、95年九州場所での若貴による優勝決定戦が、兄弟の確執の原因という見方を、肯定した。(日刊スポーツ)

この記事は、95年に兄弟で争った優勝決定戦が確執の元凶、という見方ですか。まぁ、これ以上は踏み込めないんでしょうね。大相撲の「八百長疑惑」はタブーですから。
兄弟の確執の原因は、相撲観の違いにあるのでしょう。率直に言ってしまえば、八百長を認めるか否かですね。貴乃花八百長を嫌っていた、と言う話を聞いたことがあります。真剣勝負にこだわった彼は、決して八百長に関わらなかったそうです。一方、若乃花の方はどうだったのか。著書で「相撲はエンターテイメント」と言っていること、体の小さかった彼が横綱まで昇進したことなどから推測すると、八百長に関わっていたのでしょう。
八百長は「悪」であると、一概には言えないと思います。1場所15日間で、それが年6回。毎日真剣勝負をしていては、体が持たないと聞いたことがあります。貴乃花八百長を忌み嫌っているようですが、彼の純粋さや頑固さは、あまり評価できませんね。