EU憲法、フランスが否決

EU憲法、フランス国民がノン

欧州連合(EU)憲法の是非をめぐって29日に行われたフランスの国民投票は即日開票の結果、賛成45%、反対55%の大差で憲法批准を否決した。
憲法の否決はEUで初めて。EU憲法は全加盟国が批准しないと発効しないため、憲法は見直しまたは破棄に追い込まれる可能性もある。(読売新聞)

欧州統合を引っ張ってきたフランスが憲法を否決したことで、統合の流れは停滞する模様です。国民投票が今後に実施されるオランダ、デンマーク、イギリスにも大きな影響を及ぼしそうです。
憲法云々ではなく、EUが拡大して中欧・東欧から安価な労働者が流入し、失業者が増えるのではと言う懸念が強かったのでしょう。
シラク大統領はラファラン首相を解任する意向を示しました。後任はドビルパン内相が有力だそうです。