科学技術未来予想図
文部科学省の科学技術政策研究所は十三日、今後三十年の「技術予測調査」を発表した。
研究者・技術者への大規模アンケートの結果をまとめた科学・技術分野の“未来予想図”〜略
(産経新聞)
専門家約2200人を対象にしたアンケートをまとめたもので、5年おきに実施されています。今回が8回目。
どのような予測がされているのか、記事をまとめてみました。
- 2016年、新聞紙に代わる電子デバイス
- 2018年、家庭での健康診断システム
- 2020年代前半、ガンのオーダーメイド治療やHIV感染の治療が実現
- 2021年、5〜10年先の大規模地震の予測が出来る、インフレやデフレをコントロールできる精緻な経済政策が確立
- 2022年、痴呆を防止するシステム
- 2023年、立体テレビ、お手伝いロボット、水素を燃料とする自動車エンジン
- 2025年、二酸化炭素を海底下に固定するシステム
- 2027年、花粉症やアトピーなどアレルギーの完全コントロール
- 30年以内に、アルツハイマー病根治薬の実用化
- 30年以内に、エネルギー消費量の半減
「本当かよ」とも思うのですが、第1回から第4回までの約7割が的中しているそうです。