人権擁護法案

2003年に廃案となった人権擁護法案が、今国会で再提出される。
懐かしいね。習ったね。
人権擁護という名目で、実態はメディア規制ってやつだよね。
今回のポイントは二つ

  • メディア規制は「凍結」となっている。解除には新たな法律が必要。
  • 救済機関となる人権委員会が、法務省の外局に置かれる。

「凍結」って何だよって話だが、そもそもいずれ「解除」する前提があるから「凍結」するのであって、マスコミに対するけん制として、存分に効力を発揮することになる。
前回提出された2002年はどんな状況だったか、思い出してみよう。
犯罪被害者や関係者に対する過熱取材、つまり「メディア・スクラム」が話題になっていた(と思う)。
また、政治家のスキャンダルが雑誌などで暴かれることが多かった(気がする)。
かねてからメディアを規制したかった政治家は、「過熱取材けしからん。被害者の人権を守れ」という世論に乗っかることを決め、「人権擁護」という錦の御旗を掲げて、国会に法案を提出した。
しかし言論統制だと厳しく批判され、廃案とあいなったわけであります。
個人情報保護と、青少年の有害情報云々はどうなったんだっけか…
調べなおして、また書きますわ。
ネタがなくて、慌てて書いたのでございます*1

詳しくはここ↓
http://blog.newsch.net/home/zk1/
http://blog.livedoor.jp/no_gestapo/

*1:義経」のナレーション(白石加代子)のイメージ