ホリエモン危うし

先ほど*1ニッポン放送とフジテレビのトップが記者会見を行い、ニッポン放送がフジテレビに対して「新株予約権」を発行すると発表した。
新規に発行される株式の数は、現状のニッポン放送株の数を上回るため、最悪でもフジテレビがニッポン放送株の50%を持つことになる。
ライブドアとしては発行を阻止するために、「株主の利益を損ねる」とどっかに訴え出るしかないようだ。
終戦ですかね。
今回の騒動は、大手メディア買収、放送の公共性、商法改正による外資の参入、株式の時間外取引など色々な側面がある。
結論としては、「ホリエモンが戦略的に下手くそだった」ってことですかね。
あの人、去年のプロ野球新規参入騒動の時と同じ失敗を繰り返した。
戦略なき信念は失敗に終わる。
そのいい例でしたね。


追記:報道などによれば、フジ側の対抗策は商法に抵触する恐れがあるらしく、まだまだ分からないみたいですね。
今回のような新株予約権発行のことを「ポイズンピル」と呼ぶのか。

*1:午後5時半過ぎ