文芸誌メモ〜2009年1月号

• すばる
  • 特集 Around70 アラセブの底力
    • 「読むことに始まり、読むことに終る」(大江健三郎)
    • 「三人の地下活動家−魯迅、金山、米原昶−」(井上ひさし)
    • 「わが言葉のありか」(三木卓)
    • 「gozo journal 吉増剛造 眼・耳の記憶と記録」(構成　編集部)
    • インタビュー「本に寄せる熱き片想いは永遠なり」(児玉清)
  • 新連載「原稿零枚日記」(小川洋子)
  • 「欅の部屋」(青山七恵)
  • 「分水嶺の家」(甘糟幸子)
  • 「姥車」(桑井朋子)
  • 「殴る女 第六ラウンド「どすこい永田田町」」(荻野アンナ)
  • 文芸漫談「中上健次『枯木灘』を読む」(奥泉光＋いとうせいこう)
  • 評論新連載「漱石深読−第一回『吾輩は猫である』」(小森陽一)
  • 評論新連載「「その後」の戦争小説論(1)−岡田利規と阿部和重、戦場としての渋谷」(陣野俊史)
• 新潮
  • 「デンデラ」(佐藤友哉)
  • 「aer」(川上弘美)
  • 「その部屋」(河野多惠子)
  • 「山姥」(瀬戸内寂聴)
  • 「虫王」(辻原登)
  • 「瓦礫の陰に」(古井由吉)
  • 「二倍」(町田康)
  • 「学問（長篇第三回）」(山田詠美)
  • 「新発見 島尾敏雄未発表遺稿集」(解説／鈴木直子、特別寄稿／桐野夏生)
  • 特別対談「日本語の危機とウェブ進化」(水村美苗＋梅田望夫)
• 文學界
  • 新連載「路（ルー）」(吉田修一)
  • 「生死刻々」(石原慎太郎)
  • 「ピアス」(金原ひとみ)
  • 「塔」(玄侑宗久)
  • 「夜の息子、眠りの兄弟」(青来有一)
  • 「おと・どけ・もの」(多和田葉子)
  • 「お上手」(青山七恵)
  • 「妖談３」(車谷長吉)
  • 「二匹の狐と一本の楠」(米谷ふみ子)
  • 「むらさきの色こき時―源氏物語千年紀に」(丸谷才一)
  • 「毛沢東―太陽の陰に目を擦る」(楊逸)
  • インタビュー「日本語は亡びるのか」(水村美苗)
  • 「東アジアが読む村上春樹」(藤井省三)
  • 新連載評論「メガ・クリティック 第一回 ゾンビの登場しないゾンビ小説（前編）」(池田雄一)
• 群像
  • 「ボルドーの義兄」(多和田葉子)
  • 「川」(松浦寿輝)
  • 「障壁」(青木淳悟)
  • 「空(そら・くう)」(高橋たか子)
  • 対談「「現実」から生まれる「可能性」」(ジャン＝フィリップ・トゥーサン×岡田利規)
  • 新連載「変愛小説集2 彼氏島」(ステイシー・リクター、岸本佐知子訳)
  • 新連載「映画時評」(蓮實重彦)
  • 講演録「迢空の母」(富岡多恵子)
  • 「解説「迢空の母」―インドのキリスト」(安藤礼二)
  • 野間文芸新人賞受賞記念対談「弱さに寄り添う音楽と小説」(松浦理英子×津村記久子)
  • インタビュー「文学の芸術性」(吉本隆明)

今月は水村美苗さんが人気のようで。
それにしても「アラセブ」って言葉にはビックリしたよ。

『論争 若者論』(文春新書編集部編)
『華氏451度』(レイ・ブラッドベリ)


『論争 若者論』は、「「丸山眞男」をひっぱたきたい―３１歳フリーター。希望は、戦争。」を読むために買った。