都知事vs仏語

仏語問題で訴訟、石原知事は「文句は仏政府へ」

「フランス語は数を勘定できず国際語として失格」などと発言した東京都の石原慎太郎知事に対し、フランス語学校の校長らが損害賠償訴訟を起こした問題で、石原知事は15日、記者会見で「フランス語の先生たちにはうっぷんがあるかもしれないが、仏政府に文句を言ったらいい」と述べ、発言を修正する考えがないことを明らかにした。(読売新聞)

フランス政府に文句…?意味が全然ワカラン、と思ったらこういうことらしい。「イギリスは12進法を10進法に統一した。中国も漢字を簡略化した。言葉は生きている。それが文化であり、そういう努力がなされないことが非常に残念」。まぁ、つまり国際的な言語なんだから、もう少しシンプルにして、多くの人が話しやすいようにしろ、ということですか。それなら、最初からそのように言えばいい。いつも人の反感を買うような言い回しをする。作家兼政治家だったら、言葉に気をつけてよ。
また、日本語も漢字・平仮名・片仮名とあるわけで、他国から見れば「複雑でわかりづらい」と思われてるかもしれない。もし他国の政治家に「ムズイから、平仮名は無くした方がいい」とか言われたら、都知事が一番怒るんじゃないの?