明徳義塾の生徒の日記

<明徳義塾高>逮捕の高3生徒 日記に殺人予告する書き込み毎日新聞

高知県土佐市宇佐町明徳義塾高校(吉田圭一校長)の竜(りゅう)国際キャンパスで、3年の男子生徒(17)が同級生(17)をナイフで刺して重傷を負わせた事件で、殺人未遂容疑で逮捕された生徒が「数日前に学校で体が触れて口論となった。ナイフを持って来て、殺すつもりで刺した」と供述していることが30日、分かった。また、この生徒が自らのホームページでつづっている日記に、「本当に殺したい程ムカツクことがあった」「明日こそは殺そう」などと事件を予告する内容の書き込みをしていたことも判明。

もみ合っているうちにカッとなって刺した、というわけではなかったようです。
記事によれば「(ムカツクことがあり)かなりストレス溜まってます」「憎悪は絶えません」「消せたらいいのにな」「あいつ殺したら今あるストレスも割と消えて、ストレスの元も絶てるんだろうなぁ」「ストレスがそろそろ危険線を越えそう」「当たり前のこととして殺せ」などと書いてあったそうです。
というわけで、彼の日記を探してみました。
これです↓
http://www38.tok2.com/home/ayyy/conte.htm(ミラー)
こうして全部曝されてしまう時代なんですね。もし私が事件でも起こそうものなら、このブログが曝されて皆さんに分析されてしまうんですね。まぁ、私は真っ当な道を歩もうと思っていますから、多分大丈夫でしょう。
で、彼の日記をパラパラ読んでみました。特に変わった子だとは思いませんでした。殺人衝動や死への憧憬みたいなものがチラホラ見られますが、こういう文章って若い頃に書きませんでした?私は二十歳くらいまで書いてたと思いますよ(私は今月で24歳になります)。彼の文章から匂ってくる若さや自己陶酔の感じって、凄く馴染み深いものに思えますね。まぁ、最後の二日間の記述はちょいと行き過ぎに思えますけど。ってことは、28日が境界線だったのかな。
私は常々言ってますが、妄想することと実行することには大きな隔たりがあって、大抵の人は妄想で止まるのに、なぜ彼は実際に行動を起こしてしまったのか、という事だと思います。


追記:上記のように書いたものの…
「2人の自分がいる」同級生刺した生徒が教師に告白

高知県土佐市の私立明徳義塾高校の同級生刺傷事件で、殺人未遂容疑で逮捕された3年の少年(17)が犯行直後、教諭らに「2人の自分がいて猟奇的な衝動が抑え切れなかった」などと話していたことが1日、わかった。(読売新聞)

「2人の自分のうちの1人が『ためにならない者は殺してしまえ』と言っている。もう一人の自分が抑えることのできない不安定な気持ちだった。自我が崩壊しているように感じる」と話していたそうです。
これを如何に解釈しましょうか。まぁ、無理に解釈する必要もないんですが。