学力低下?

<学力テスト>「好成績」戸惑う文科省 なぜ、上向いたのか

「総合的な学習の時間」を導入した新学習指導要領の定着度をみる学力テストの結果が公表された。ゆとり教育路線の総仕上げとして02年4月から導入された新指導要領は、学力低下を招いたと批判を浴び、文部科学省は昨年末、見直しに向け舵(かじ)を切った。しかし、初の検証材料となる今回の結果は、ゆとり教育の狙いの正しさを証明したようにも見える。
毎日新聞

旧指導要領下で学んだ子どもより、「ゆとり教育」で学んだ子どもの方が、大半の教科・学年で成績が良かったそうで。原因としては、総合学習によって考える力や学習意欲が身についたこと、「個に応じた指導」が効果的だったことが挙げられている。
一喜一憂しすぎだよね。OECDの学習到達度調査によって「ゆとり教育失敗」の流れになり、今回の学力テストで「実はゆとり教育が上手くいっていたのかも」となる。ビジョンがないから、目先の結果に右往左往する。