2005-02-18 祖父の書庫 購入 『積木くずし』(穂積隆信) 『大往生』(永六輔) 『神経内科』(小長谷正明) 『羊の歌』(加藤周一) 『続 羊の歌』(加藤周一) 『悪の華』(ボードレール、堀口大學訳) 『孤独な群衆』(リースマン、加藤秀俊訳) 数年前に亡くなった祖父の書庫からいただいた。手元にある『積木くずし』は、桐原書店のもの。 祖父は教育長まで務めた人で、いわゆる「教養人」であった。 私が本につぎ込む金額を増大させたのは、祖父が亡くなってその膨大な蔵書量に圧倒されたからである。「俺なんてまだまだだ。負けられない」と、故人をライバルに据えたのだ。