2006-06-11から1日間の記事一覧

大江健三郎『死者の奢り・飼育』

文壇的処女作の「死者の奢り」、芥川賞受賞作の「飼育」を始めとするデビュー当時の6篇を収録。 文体が非常に特徴的で、俺はこの文体を何て言い表せばいいのか思いつかないのだが、文庫本の表紙には「論理的な骨格と動的なうねりを持つ文体」と表現されてい…