本の購入をAmazon中心にして約1カ月
感じたことをちょいとまとめてみる。
- 移動が楽になった。重量の問題もそうだが、店頭で綺麗な本を選んで綺麗なまま家に持って帰るというプレッシャーから解放されたのも大きい。
- 段ボールのゴミが増えた。Amazonの段ボールは再利用するほどの大きさではない。
- ブックカバーがない。エコという観点ではいいのだが、手のひら汗っかきの俺には悩ましい。
- 仕事の合間を縫って本屋に行く、という義務から解放された。
- その反面、気分転換or現実逃避の手段が一つ減った。
- いつ、何を買ったのか、いくら金を使ったのかがすぐに分かるので、計画的にご利用できる。
- 衝動買いが減る。本屋だと「あ、この本出てたのか」とついつい手にとって、迷いに迷った末そのままレジに運んでしまうが、Amazonだと発見が少ないから最低限しか買わない。
- 本屋は店によって特徴があるが、Amazonは基本的に全部ある。
- コンビニ受取にすれば、24時間好きな時間に取りに行ける。俺は会社帰りの23時前後に受け取りに行くことが多い。
- コンビニの店員に「毎日のようにやってくるくらいなら、まとめて買えよ」と思われてそうな気がする。
というわけで、基本的に便利になったんだな。金銭的にも手間としても効率化できているようだ。
ただ、なんか寂しいんだよなぁ。本屋に入った時の胸の高鳴りってあるじゃない?本がいっぱいあって、興奮のあまりお腹が痛くなってきて。で、買う予定の本が見つからなくて「昨日発売じゃん!」と心の中で罵ったり、買う予定じゃなかった本をついつい何冊も手にとって「ああ!全部ほしい!」と懊悩したり、店員さんがブックカバーをつける手元を凝視したり(「綺麗につけて下さい」って念を送っているのです)。そうか、俺にとってのエンターテイメント空間なんだな。
『対論集 発火点』(桐野夏生)
『地球移動作戦』(山本弘)