文芸誌メモ〜2009年7月号

• 文學界
  • 短期集中連載第一回「麻布怪談」（小林恭二）
  • 「夙川事件―谷崎潤一郎余聞」（小林信彦）
  • 「イタリアの秋の水仙2」（辻原登）
  • 「ジビカ」（金原ひとみ）
  • 「パンタナールへの道」（横尾忠則）
  • 最終回「常夏の豚」（矢作俊彦）
  • 特集 文学と法
    • 座談会「文学的模擬裁判 ―法の言葉で殺意を語れるか」（伊藤氏貴×川上拓一×中村文則）
    • 「「文学と法」を考えるための作品リスト」（伊藤氏貴）
    • 「法律、掟、法」（柴田翔）
    • 「恥なき藪の中へ」（玄侑宗久）
  • 特別対談「恐慌と疫病下の文学」（古井由吉×島田雅彦）
• 群像
  • 「遍路みち」（津村節子）
  • 「犬と鴉」（田中慎弥）
  • 「森の靴音」（松井雪子）
  • 「法螺ハウス」（松本智子）
  • 第３回大江健三郎賞記念対談「自分を批評家に育てる手法」（大江健三郎×安藤礼二）
  • 『骸骨ビルの庭』刊行記念対談「いかに“名文”を書かないか」（宮本輝×小川洋子）
• すばる
  • 「うつくしい墓」（原田マハ）
  • 「虫王伝」（奥泉光）
  • 「青森じいざす」（青山真治）
  • 「殴る女 ファイナル・ラウンド「コンクリート筒部」」（荻野アンナ）
  • 「空を飛ぶのは血筋のせいさ―ジョイス『若い藝術家の肖像』について」（丸谷才一）
  • 「シベリア鉄道と日本人」（原武史＋森まゆみ）
  • インタビュー「誰のために小説は書かれるのか?」（岡真理、聞き手：小野正嗣）
  • 特集 生誕百年「中島敦 孤高のヒューマニティ」
    • 「石ならぬ中島敦」（三浦しをん）
    • 「近代を映す言葉の探究者」（青木純一）
    • 「孤独と粘土細工」（堂園昌彦）
    • 「中国における中島敦」（黄少光）
• 新潮
  • 新連載「慈雨の音―『流転の海』第六部」（宮本輝）
  • 太宰治生誕百周年「創作特集 わたしの人間失格」
    • 「尻の泉」（町田康）
    • 「鏡よ鏡」（松浦寿輝）
    • 「グッド・ミン」（柳美里）
    • 「トカトントンコントロール」（佐藤友哉）
    • 「すばらしい骨格の持ち主は」（川上未映子）
  • 「ignis」（川上弘美）
  • 「さらばボヘミヤン」（松本圭二）
  • 「夢の尻尾」（辻仁成）
  • 「ファントム、クォンタム（第七回）」（東浩紀）
  • 第22回三島由紀夫賞発表
    • 受賞作「夏の水の半魚人（冒頭掲載）」（前田司郎）
    • 記念エッセイ「慎み深く、恥知らずに、頂戴いたします」（前田司郎）
    • 記念インタビュー「大いに自分のことを語る」（前田司郎）
  • 対話「大野晋への感謝」（丸谷才一＋井上ひさし）
  • 「後南朝逃走史序説―神器争奪戦と「悪党」」（高澤秀次）
  • 「蛙・ネルヴァル・精霊」（高橋英夫）
  • 「平生則辞世―日本詩歌の一伝統から」（高橋睦郎）

『新潮 2009年7月号』
『赤めだか』(立川談春)