文芸誌メモ〜2009年5月号

• すばる
  • 「ムサシ」（井上ひさし）
  • 「失踪クラブ」（原田ひ香）
  • 「おっとうらくの」（吉原清隆）
  • 「猫、めだか、邯鄲」（青山真治）
  • 「「在日化」するニッポン〜前編〜−周縁化される非正規雇用労働者たち」（姜誠）
  • 文芸漫談シーズン3「後藤明生『挾み撃ち』を読む」（奥泉光＋いとうせいこう）
• 新潮
  • 「キルリアン」（藤沢周）
  • 「霊獣―『死者の書』完結編」（安藤礼二）
  • 「妖談」（車谷長吉）
  • 「日本私昔話より じいさんと神託」（藤谷治）
  • 「鏡の家の針」（谷崎由依）
  • 「信号」（間宮緑）
  • 「カンバスと靴下―『灯台へ』翻訳雑記」（鴻巣友季子）
  • 「中学生以上と小学生以下、現世と冥界―福永信論」（古谷利裕）
• 文學界
  • 新連載評論「ドストエフスキーの預言 第一回 ホドスラビッツェ村」（佐藤優）
  • 「熊出没注意」（南木佳士）
  • 「残り足」（玄侑宗久）
  • 「安定期つれづれ」（伊藤たかみ）
  • 「ニカウさんの近況」（青山七恵）
  • 「四角い円」（円城塔）
  • 文學界新人賞受賞第一作「よもぎ学園高等学校蹴球部」（松波太郎）
  • 二〇〇九年上半期同人雑誌優秀作「舌打ちしっこの左膝のお母さん」（万リー）
  • 鼎談「徹底解剖 クリント・イーストウッド、あるいはTシャツに口紅」（蓮實重彦×青山真治×阿部和重）
  • 第四回 三好達治賞発表「眠れる旅人」（池井昌樹）
• 群像
  • 「ロンバルディア遠景」（諏訪哲史）
  • 第三回大江健三郎賞受賞作発表「『光の曼陀羅』の批評家」（大江健三郎）
  • 新鋭15人短篇競作
    • 「絵画」（磯崎憲一郎）
    • 「猫たちのポスト・フォーディズム時代」（宇野常寛）
    • 「うそ」（樫崎茜）
    • 「緒方くん」（片川優子）
    • 「ひとりごっこ」（小林里々子）
    • 「スパークした」（最果タヒ）
    • 「声の植物」（谷崎由依）
    • 「台詞」（原田ひ香）
    • 「マックス・ケース」（深津望）
    • 「ちびっこ広場」（藤野可織）
    • 「夏草無言電話」（牧田真有子）
    • 「約束の夜に」（松尾依子）
    • 「アーノルド」（松波太郎）
    • 「電気室のフラマリオン」（間宮緑）
    • 「しずえと岸朗」（雪舟えま）
  • 「マネキン―変愛小説集2」（ポール・グレノン、岸本佐知子訳）
  • 海外文学最前線
    • スペイン語圏「新たなリアリズムの創出に向けて」（木村榮一）
    • イタリア「イタリア文学のいま―「半島」と「世界」のあいだで」（和田忠彦）
    • フランス語圏「新しい小説は、現実に働きかける」（野崎歓）
    • ドイツ「「歴史」と「記憶」―多様な書き手とともに」（松永美穂）
    • イギリスおよび英語圏「前線消滅後の光景」（武田将明）
    • ロシア・東欧「未発見の大陸か、未来のワンダーランドか」（沼野充義）
    • アメリカ合衆国「ポップ・文学・ラブリー」（都甲幸治）
    • 中国「隠喩的な言語空間において「現代」と「歴史」を疑う」（林少陽）
    • 韓国「歴史と他者のはざまで」（渡辺直紀）

これは『群像』買うしかないでしょ。

『文藝 2009年夏季号 特集：穂村弘―青春ゾンビあるいは恋愛幽霊によるコトバ入門』
『ドゥルーズ入門』（檜垣立哉）