本の崩落頻度が高くなってきた

昨晩などは、寝る前に枕元の本どもが私の右胸に飛び込んできた。「お前ら、そんなに俺が好きか。よしよし」なんてやる余裕もなく、思わず大声で「うっ」と呻いてしまったよ。大地震が起きたら、ホントに死ぬね。
崩れるだけなら構わないんだが、崩れることによって本が折れ曲がったり傷ついたりすることが許せない。3日くらい「あの小説がグチャグチャになった」「あの哲学書の角の部分に折目がついた」と、うじうじ悩む。折目については、大量の本の下敷きにすることによって、何とか治療してあげているのだが。
かと言って、読んでもない本を捨てる気にも売る気にもならない。と言うか、一度買った本は、死ぬまで手放したくない。贅沢に「猫ビル建てたい!」とは言わんから、書庫が欲しい。俺はその書庫に「書庫たん」という愛称を与えて進ぜよう。
アンナ・カレーニナ〈1〉 (光文社古典新訳文庫)アンナ・カレーニナ〈2〉 (光文社古典新訳文庫)戦いの子 (ハヤカワ文庫 SF ロ 6-1)
アンナ・カレーニナ 1・2』(トルストイ)
『戦いの子』(カリン・ロワチー)