子宮作家・晴美

今は昔、瀬戸内晴美という小説家がおったそうな。晴美ちゃんは『花芯』という小説を書いたのじゃが、それが当時としては性的に過激なものでのぅ、「子宮作家」と酷評されたそうじゃ。その上、文壇から5年間も干されたんじゃと。わしは世間の顰蹙を買うような小説、つまり問題作が大好きじゃからのぅ。
その晴美ちゃん、今は寂聴って名乗って尼さんをやってるようじゃ。ふぉふぉふぉ。
花芯 (講談社文庫)嘘つきアーニャの真っ赤な真実 (角川文庫)
『花芯』(瀬戸内寂聴
嘘つきアーニャの真っ赤な真実』(米原万里
『群像 2006年7月号』
なんとなく『群像』を買った。早いうちに読んで感想をアップしたいわね。