近藤淳也『「へんな会社」のつくり方』

先日、我が妹とこんな会話をした。


銅「近藤さんが本出したんだって」
妹「近藤さんって誰?」
銅「はてなの社長だよ!知らないのか!」
妹「知らないよ」


はてな」、とくに「はてブ」にどっぷり浸かっていたため*1、世間との認識にズレが生じてるらしい。そういえば友人と飲んだり電話で話したりする時も、俺から出すお題は「はてなアンテナ」で巡回して見つけた記事のことや、「はてブ」で話題になっていることが多い。しかし、多忙な友人たちは俺のダイアリーを読んではくれても、ブクマやアンテナまで見てくれる人はほとんどいない*2。別に「隅々まで読め!」と言ってるわけではない。ただ、はてな情報の格差によって、次のような状況が発生する。

  • お、はてなの話題に興味を持ってくれそうな友人だ!→俺がバーーっと話す→当たり障りのないリアクションが返ってくる→ちょっと寂しい
  • この人は、きっと興味持たないだろう→最初から話さない→でも俺は話したくて仕方ない→ちょっとしたフラストレーションと寂しさ
  • 奇跡的に、ある話題に対して興味を持ってくれた!→俺の関心は数日後には次の話題に移っている→友人に対し、まだその話題なのかい、とイライラ

そもそも俺のブクマは「非モテ」「恋愛」「性(=エロとsex)」が多めだから、友人が俺のブクマを見たら「○ちゃんに何があったんだ」と眉を顰めるかもしれん。いや、現実の俺に硬派なイメージを抱いてる人は多いはずだからね。
そんなわけで、この『「へんな会社」のつくり方』は、「はてな」のことをよく知らない俺の友人たちに薦めます。これを読めば、俺がなぜここまで「はてな」にこだわるか分かってくれそうだから*3

「へんな会社」のつくり方 (NT2X)

「へんな会社」のつくり方 (NT2X)

*1:最近ダイアリーの文章量が減っていたり味気ないものになっていたりするのは、ブクマに時間を割いてるため。3月下旬から勤めだすから、ブクマも減るだろうね

*2:アンテナやブクマは「自分用のメモ」みたいなものだから、友人が読むことを期待してないはずなんだけどね。でもね、でもね、でもね…

*3:はてなで友人を増やした方が早いじゃないか!」と思い、2月上旬に断片部に入った。でも、日記を一度も書いてない。