近藤淳也『「へんな会社」のつくり方』
先日、我が妹とこんな会話をした。
銅「近藤さんが本出したんだって」
妹「近藤さんって誰?」
銅「はてなの社長だよ!知らないのか!」
妹「知らないよ」
「はてな」、とくに「はてブ」にどっぷり浸かっていたため*1、世間との認識にズレが生じてるらしい。そういえば友人と飲んだり電話で話したりする時も、俺から出すお題は「はてなアンテナ」で巡回して見つけた記事のことや、「はてブ」で話題になっていることが多い。しかし、多忙な友人たちは俺のダイアリーを読んではくれても、ブクマやアンテナまで見てくれる人はほとんどいない*2。別に「隅々まで読め!」と言ってるわけではない。ただ、はてな情報の格差によって、次のような状況が発生する。
- お、はてなの話題に興味を持ってくれそうな友人だ!→俺がバーーっと話す→当たり障りのないリアクションが返ってくる→ちょっと寂しい
- この人は、きっと興味持たないだろう→最初から話さない→でも俺は話したくて仕方ない→ちょっとしたフラストレーションと寂しさ
- 奇跡的に、ある話題に対して興味を持ってくれた!→俺の関心は数日後には次の話題に移っている→友人に対し、まだその話題なのかい、とイライラ
そもそも俺のブクマは「非モテ」「恋愛」「性(=エロとsex)」が多めだから、友人が俺のブクマを見たら「○ちゃんに何があったんだ」と眉を顰めるかもしれん。いや、現実の俺に硬派なイメージを抱いてる人は多いはずだからね。
そんなわけで、この『「へんな会社」のつくり方』は、「はてな」のことをよく知らない俺の友人たちに薦めます。これを読めば、俺がなぜここまで「はてな」にこだわるか分かってくれそうだから*3。
- 作者: 近藤淳也
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2006/02/13
- メディア: 単行本
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