ポランスキー名誉毀損裁判

妻の葬儀直前、美女口説く?=ポランスキー監督の名誉毀損裁判

惨殺された妻の葬儀に向かう途中、レストランでスウェーデンの金髪美人を口説いていた最低なヤツ―。こんな報道をされた映画界の巨匠ロマン・ポランスキー監督(71)=写真=が米芸能誌バニティー・フェアの発行人を相手取って起こした名誉毀損の裁判がロンドンで行われた。(時事通信

1969年に、ポランスキー宅がチャールズ・マンソン一味に襲撃された後の話ですね。当時ポランスキーは欧州旅行中で、妊娠8ヶ月の妻シャロン・テートが3人の客を招いていたところ、チャールズ・マンソンを頭とするカルト集団に襲撃され、4人は惨殺されました。ポランスキーは帰宅の途中、

立ち寄ったニューヨークでレストランに入り、居合わせた美女を誘惑したとされる。監督は女性の太ももの間に手を滑らせ、耳元で甘い言葉をささやき続けていたという。

とバニティー・フェアは報じたようです。ポランスキーは「言語道断なうそ」「これまでわたしについて書かれた報道の中で最悪の記事だ」とビデオ中継で証言しました。なぜビデオ中継なのかと言いますと…

1977年には、13歳の少女とみだらな行為を犯した罪に問われ、米国から逃亡。今回の裁判では、ロンドンの裁判所に出廷すれば、米国に身柄を引き渡される恐れがあることから(後略)

シャロンさんの葬儀から4週間以内に誰かを誘惑したか」という質問に対し、「誰かに誘惑されたことはあったかもしれない」「シャロンを失った悲しみを紛らわすため、セックスに走った。人が酒や麻薬で悲しみを忘れようとするのと同じことだ」と監督は答えています。裁判の結果や如何に…