『女王の教室』論争

「天海祐希の鬼教師」ネット論争

天海祐希(37)が小学校の鬼教師を演じる日本テレビドラマ「女王の教室」(土曜後9・00)の内容をめぐり、視聴者間で論争がぼっ発している。ドラマの公式ホームページ上の掲示板で賛否両論が渦巻き、第2話までしか放送されていない現段階で書き込み数が1万2000件を超えた。(スポーツニッポン

このドラマ、内容が凄いらしいですね。小学6年生のクラスを舞台に、成績上位者だけが特権を与えられ、成績の最も悪い2名は給食当番・掃除当番・週番などあらゆる雑用を押し付けられる。今日の朝日新聞夕刊「TV構造改革」(丸山タケシ)に、このドラマのことが書かれていました。鬼教師・阿久津真矢(天海祐希)のセリフも載っていたので、長めに引用してみます。

日本という国は特権階級の人たちが楽しく幸せに暮らせるように、あなたたち凡人が安い給料で働き、高い税金を払うことで成り立っているんです。そういう特権階級の人たちが、あなたたちに何を望んでいるか知ってる?
今のままずーっと愚かでいてくれればいいの。世の中の仕組みや不公平なんかに気づかず、会社に入ったら上司の言うことを大人しく聞いて、戦争が始まったら真っ先に危険なところに行って戦ってくれればいいの

いいですねぇ。私もこのような問題意識を持っているので、ゴールデンタイムのドラマでこんなセリフが吐かれると、気分いいですね。日本社会の階層化については、関連書籍を読んだら感想書きます。