心の傷

付属池田小事件で「心の傷」、学校側が女児に見舞金へ(読売新聞)

大阪教育大付属池田小(大阪府池田市)の児童殺傷事件で、級友の死に直面して重い心的外傷後ストレス障害(PTSD)になった6年女児の両親と大学側が補償交渉を行い、賠償について、合意による解決を図る見通しであることが5日、わかった。

次の箇所を読むたびに、胸が詰まります。

2001年6月8日の事件当日、女児のいた2年生のクラスは授業が早く終わり、児童の大半が運動場などに出て女児ら6人が教室に残った。女児が「トイレに行くから待ってて」と教室を出て戻ると、級友が倒れており、5人全員が亡くなった。
女児は事件後、何日も食事を取れず、両親に名前を呼ばれても無反応で、涙を流す日が続いた。登校できない時期を経て、3年から母親が付き添い登校できるようになったが教室に入れず、最近、やっと授業の多くを受けられるようになった。2、3年時の記憶は失われているという。

トイレから戻ると、友達は亡くなっていた…なんて過酷な現実なんでしょう。この子の傷が癒えるよう、あらゆる手段を講じて欲しいです。
加害者である宅間守には昨年死刑が執行され、被害者や遺族は今後も長く苦しまなくてはならない。理不尽だ。


元牧師らに約2億3千万請求、被害少女ら7人提訴へ(読売新聞)

京都府八幡市の「聖神中央教会」元主管牧師金保被告(61)による婦女暴行事件で、被害を受けた少女ら計7人とその家族が「性的暴行で心身にダメージを受けた」などとして、金被告と教会を相手取り慰謝料など1人3300万円、総額2億3100万円の損害賠償を求める訴訟を7日にも、京都地裁に起こす。

「断れば罰が当たる」と言って女性に暴行を繰り返した事件ですね。
「カルト」と呼ばれる宗教団体を幾つか比較すると、似ている部分が非常に多いんですよね。まぁ、カルトに関しても後日長々と書きます。