オウム、「麻原回帰」鮮明に - どーかくはこんな本を読んできた

元代表松本智津夫（麻原彰晃）被告（５０）が殺人肯定の教義に言及した説法ビデオの視聴を義務付ける実態を踏まえ、「危険な教義復活の兆しもあり、『麻原回帰』の姿勢が鮮明だ」としている。
（時事通信）

殺人肯定教義…「タントラ・ヴァジラヤーナ」ってやつですね。
「ヴァジラヤーナ」について、『オウム裁判と日本人』（降幡賢一）から松本被告の発言を引用してみましょう。

そのグルがやれと言ったことすべてをやることができる状態、例えばそれは殺人を含めてだ、これも功徳に変わるんだよ。

実際問題「そのグル」は拘置所にいるわけであり、指示が出せる状態ではない。心配なのは、一部の過激なグループの暴走だと思われる。果たして今の教団は、どのような状況なんでしょうかね。