イーガンの思い出

親父から
万物理論 (創元SF文庫)
万物理論』(グレッグ・イーガン


SFが読みたい!2005年版』で、海外篇の第一位に輝いたイーガンの新作。親父が持ってた。
そう言えば「イーガンの新作が出たみたいだけど、買わないの?」と親父を唆した記憶がある。言ってみるものですね。
私が読んだことのあるイーガンの作品は『順列都市』。読むのにだいぶ苦労したが、その発想、緻密さ、展開に完全に魅了された。
この作品のことを考えると、5年前、今所属している学科の2次試験の日を思い出す。
面接まで時間があったので、四谷の本屋でこれを買い、試験会場で読みながら待っていた。
その時、ある受験生が「財布見かけませんでしたか?」と聞いてきた。財布を無くしたようだ。
後日、無事合格した私は「あのときの財布、どこにあったの?」と聞いてみた。鞄の中にあったらしい…
現在、その彼とは連絡が取れない。みんな心配してる。
と、脱線しすぎた…